こんにちは!EXMENTE journal編集部です!
これからお庭づくりや外構リフォーム、駐車場の拡張などを検討されている皆様に、非常に重要なお知らせがあります。
2026年春、LIXIL(リクシル)やYKK APをはじめとする主要なエクステリアメーカー各社が、商品の大幅な価格改定(値上げ)を順次実施することを発表しました。
家づくりやリフォームの予算を組む際、数%の違いは「誤差」ではありません。
外構費用が200万円であれば、5〜10%の値上げで10万円から20万円もの差が生まれます。
今回は、メーカーが公表している一次情報に基づいた値上げの全容と、後悔しないための「逆算スケジュール」を徹底解説します。
1. 【公式データ】2026年春 主要メーカー別・値上げ情報一覧
まず、現在公表されている主要各社の価格改定スケジュールを整理しました。今回の値上げは、原材料であるアルミニウムや樹脂の価格高騰、さらに物流コストや人件費の上昇が主な要因となっています。
主要メーカーの改定時期と内容
| メーカー名 | 改定時期(受注分より) | 改定率・主な対象商品 | 出典・参考リンク |
|---|---|---|---|
| LIXIL | 2026年4月1日〜 | エクステリア商品全般(5〜10%) | LIXIL プレスリリース |
| YKK AP | 2026年5月1日〜 | カーポート、門扉、フェンス等(5〜10%) | YKK AP お知らせ一覧 |
| タカショー | 2026年3月1日〜 | アルミ部材、ガーデン資材(5〜12%) | タカショー ニュースリリース |
| ユニソン | 2026年4月1日〜 | ブロック、舗装材、ポスト等(約5〜10%) | ユニソン 企業情報 |
| 四国化成 | 2026年5月1日〜 | エクステリア製品全般(5〜15%) | 四国化成 プレスリリース |
※各社の改定率は商品カテゴリーによって異なります。正確な金額は最新のカタログおよび見積書をご確認ください。
「受注分より」という言葉の罠
ここで注意が必要なのが、「4月1日から値上げ」=「4月に工事をすれば高い」という意味ではないという点です。
正しくは、「メーカーの受注システムに注文データが入ったタイミング」が基準になります。
例えば、3月31日の夜に工事店がFAXやネットで注文を送信しても、メーカー側の受理が4月1日になれば、それは新価格(値上げ後)の適用となります。
2. なぜ今、値上げが起きているのか?(背景の理解)
「なぜこんなに何度も上がるの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。背景には主に3つの要因があります。
- アルミ新地金相場の高騰: エクステリア製品(カーポート、フェンス等)の主材料であるアルミニウムは、世界的な需要増やエネルギー価格の影響を受け、高止まりが続いています。
- 物流「2024年問題」の継続的影響: 配送ドライバーの不足や労働時間制限により、大型商品(長尺物のカーポートや重い石材)の配送コストが大幅に上昇しています。
- 副資材・エネルギーコストの上昇: 梱包材の段ボール、製品の焼き付け塗装に必要な燃料など、製造工程に関わるあらゆるコストが上昇しています。
これらは一過性のブームではなく、構造的な問題であるため、「待てば安くなる」という見通しは残念ながら立っていません。
3. 旧価格で間に合わせるための「理想の逆算スケジュール」
外構工事は、既製品を置くだけではありません。現地の測量、図面作成、仕様の打ち合わせなど、発注までに多くの工程が必要です。4月1日の値上げを回避するために必要な、プロが教える「安全なスケジュール」がこちらです。
【STEP 1】2月上旬〜中旬:初回相談・現地調査(リミット:2月15日)
まずは気になる施工会社に問い合わせ、現地を見てもらいましょう。
ポイント: 駆け込み需要が本格化すると、現地調査の予約すら2週間待ちになることがあります。
準備するもの: 住宅の配置図(配置図)、平面図、立面図を用意しておくと、その場での採寸が非常にスムーズになります。
【STEP 2】2月下旬〜3月上旬:プラン検討・お見積り(リミット:3月5日)
図面と見積もりを確認し、商品や色を決めます。
ポイント: 「このフェンスはやっぱりこっちの色がいい」といった修正には数日かかります。3月上旬にはほぼ全ての仕様が固まっている状態を目指しましょう。
【STEP 3】3月中旬:ご契約・正式承認(リミット:3月15日)
最終的な金額とプランに納得したら、ご契約を結びます。
ポイント: ローンを利用される場合は、審査期間も考慮する必要があります。この時期までに本申し込みを済ませておくと安心です。
【STEP 4】3月20日前後:メーカーへの最終発注(最終リミット)
施工会社がメーカーへ正式に商品を発注します。
重要: 3月末の最終週は、全国の工務店から注文が殺到し、メーカーの受注サーバーがダウンしたり、電話が繋がらなくなったりするトラブルが例年発生します。3月20日頃までには発注指示を出しておくのが、プロとしての「絶対安全圏」です。

4. 損をしないための「賢い外構の進め方」チェックリスト
焦って契約してしまい、「思っていたのと違う!」となっては本末転倒です。忙しい時期だからこそ、以下のチェックリストを活用してください。
- 図面の有無: 建物の図面(配置図・平面図・立面図)はコピーして業者に渡せるよう準備しているか?
- 優先順位の決定: カーポートなどの高額なアルミ製品を優先し、砂利敷きや植栽などの「価格変動が少ない工事」は後回しにする検討はしたか?
- 在庫状況の確認: 値上げ直前は人気商品が欠品しがちです。「いつまでの発注なら確実に確保できるか」を確認しているか?
- 支払い条件の確認: 値上げ前の価格を適用するために、前金や中間金が必要なケースがないか?
5. よくある質問(Q&A)
工事が4月以降になっても、3月に契約すれば安くなりますか?
基本的には「受注(発注)」が3月中であれば旧価格が適用されます。ただし、工事店が発注を忘れて4月になってしまうと新価格になります。契約時に「値上げ前の価格で発注を確定させてほしい」と明確に伝え、見積書にその旨を記載してもらうと安心です。
予算が足りない場合、どこを削れば値上げの影響を抑えられますか?
値上げ率が高いのは「アルミ製品(カーポート、ウッドデッキ、フェンス)」です。これらは値上げ前に確保し、逆にコンクリート打設やタイル工事、植栽などは、後からでも実施可能なため、今回のタイミングでは「商品確保」を優先するのも一つの戦略です。
補助金との併用は可能ですか?
断熱リフォームやバリアフリーに関する補助金がある場合、併用可能です。ただし、補助金の申請にも時間がかかるため、値上げ対策のスケジュールと並行して進める必要があります。
結論:後悔しないために「今」動くべき理由
外構費用は、家の総予算の中でも後回しにされがちですが、実際には「家の顔」を形作り、日々の使い勝手を左右する重要な部分です。
5%、10%という数字は、実際に計算してみると驚くほど大きな差になります。「あの時、あと一週間早く相談していれば…」という後悔をしてほしくありません。
まずは複数の業者から見積もりを取ってみませんか?
一括見積もりなら、簡単に複数社を比較でき、あなたのエクステリアに最適なプランと価格を見つけられます。
出典・引用元について 本記事の内容は、2026年1月現在の各メーカー公表資料(LIXIL「価格改定のお知らせ」、YKK AP「ニュースリリース」等)に基づいています。最新の情報は、各メーカー公式サイトまたは弊社窓口までお問い合わせください。